日本型ライドシェアは危険？各サービスの安心・安全機能をチェック

日本型ライドシェアは、2024年4月8日から東京、神奈川、愛知、京都のエリアで順次運行がスタートしました。今後タクシーの供給不足が顕在化している各地域にも今後展開される予定です。スタート時は、日本型ライドシェアが運行する時間帯はタクシーが不足している時間帯に限定されていますが、日本型ライドシェアがタクシー需要不足を補う手段として有効と判断された場合は、運行の時間帯や対象エリアの拡大など、身近な移動手段の一つになる可能性があります。

サービスが拡大していく一方で安心・安全面の不安が度々議論されています。これは世界で先行して運行しているライドシェアでトラブルが報告されているからです。しかし、ライドシェア市場も成長しており、各サービス事業者は対策・改善に日々努めています。

この記事では、日本型ライドシェアの各サービスがどのような安心・安全機能を施しているのかをまとめました。

各サービスの安心・安全機能について

ライドシェアはすでに世界中で実施されているサービスです。しかし、ドライバーによる同乗者への傷害事件やドライバー管理不十分による事故の発生など、過去に多くの問題をもたらしました。このような課題を解消するために運行サービスも再発防止に全力で取り組んでいます。

日本型ライドシェアにおいても、過去に世界で発生した事件を引き起こさないために、各サービスが安心・安全機能を導入しております。以下に内容をまとめます。

サービス	取り組み	内容
Go	ドライバー評価機能	乗車前にドライバーの評価を確認することができる
	通報機能	乗車時に問題が発生したらアプリ画面から警察に即通報することができる
Uber	身内へのリアルタイム通知	信頼できる相手にリアルタイムで状況を通知することができる
	乗車時の安全確認	利用中に不自然な停車やルート変更を検知した場合に、Uberから安全確認連絡が届く
	評価機能	ドライバーと乗客それぞれに評価機能が搭載されている
	通報機能	乗車時に問題が発生したらアプリ画面から警察に即通報することができる

Uberはやはりグローバルでサービス展開しているので安心・安全機能が充実している印象です。気になる点としては、今後サービスが乱立してきた時にドライバーや乗客の評価が分散されてしまう点です。ドライバーは評価を積み上げるべく同じプラットフォームを利用し続けるでしょうし、ドライバーも悪い評価がつくと乗車拒否される可能性があるため、違うプラットフォームを利用することになる可能性があります。そうなると需要と供給のバランスがサービスを跨いで悪くなってしまう恐れがあります。

まとめ

いかがでしたか？ライドシェアサービスにおいて安心・安全を保つことは非常に重要です。過去の事例から利用に対する不安が先行している中で、ドライバーも乗客もストレスなくライドシェアサービスを利用することが、課題解決に繋がっていくと思います。利用者が増えて、ライドシェアサービスが一般化していくことを今後も注目していきたいと思います。