2023年12月に決定された「デジタル行財政改革会議の中間とりまとめ」において、タクシー事業者が運送主体となって地域の自家用車・ドライバーを活用し、タクシーが不足する分の運送サービスを供給すること(日本型ライドシェア)が決定され、2024年4月から解禁となります。
今後は、タクシーが不足する地域・時期・時間帯におけるタクシー不足状態を、道路運送法第78条第3号の「公共の福祉のためやむを得ない場合」であるとして、日本型ライドシェアのサービス提供を可能とする予定です。
そして、タクシー不足状態に関する情報が3月13日に国土交通省から発表されました。今回公表の対象としていない営業区域の不足車両数についても、順次公表を予定しているとのことです。
3月13日発表:タクシー不足エリア
該当する対象エリアについては、2024年4月より日本型ライドシェアが解禁される予定です。
対象エリア | 車両不足の曜日と時間帯 | 不足車両数 |
東京都:23区、武蔵野市、三鷹市 | 月~金:7時台~10時台 | 1780台 |
金、土:16時台~19時台 | 1100台 | |
土:0時台~4時台 | 2540台 | |
日:10時台~13時台 | 270台 | |
神奈川県:横浜市、川崎市など | 金、土、日:0時台~5時台 | 940台 |
金、土、日:16時台~19時台 | 480台 | |
愛知県:名古屋市、瀬戸市、日進市など | 金 : 16時台~19時台 | 90台 |
土 : 00時台~03時台 | 190台 | |
京都府:京都市、宇治市など | 月水木 : 16時台~19時台 | 200台 |
火~金 : 00時台~04時台 | 200台 | |
金土日 : 16時台~翌5時台 | 490台 |
3月29日発表:地域別曜日・時間帯ごとのタクシーマッチング率
3月29日に国土交通省が、各地域のタクシーマッチング率の公開を行いました。マッチング率は、利用者からの配車依頼件数と配車依頼に対するタクシー運転者の承諾件数の割合、つまり不足している時間帯を示します。
東京都:23区、武蔵野市、三鷹市のタクシーマッチング率
東京都23区、武蔵野市、三鷹市のタクシーマッチング率は次の通りです。金土の深夜帯と通勤時間のタイミングでマッチング率の低下が見られます。

神奈川県:横浜市、川崎市のタクシーマッチング率
神奈川県横浜市、川崎市のタクシーマッチング率は次の通りです。金土日の深夜帯と仕事帰宅時間のタイミングでマッチング率の低下が見られます。

愛知県:名古屋市、瀬戸市、日進市等でのタクシーマッチング率
愛知県名古屋市、瀬戸市、日進市等でのタクシーマッチング率は次の通りです。土曜深夜帯のタイミングでマッチング率の低下が強く見られます。

不足車両数分を日本型ライドシェアで補う方針のようなので、特に愛知県においては不足車両数が少ないためかなり限定的な解禁となりそうです。
京都府:京都市、宇治市等のマッチング率
京都府京都市、宇治市等でのタクシーマッチング率は次の通りです。17時以降から深夜帯にかけてマッチング率の低下が見られます。

各エリア土日に不足している印象です。また京都エリアでは広範囲の時間帯でマッチング率が低い、つまりタクシーが不足と言えそうです。不足している時間帯を中心に、ライドシェアの運行が積極的に行われると思われます。
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まとめ
いかがでしたか?国土交通省の発表によって、タクシー不足となるエリアと時間帯が明確になりました。日本型ライドシェアはこのタクシー不足の時間帯を補う形で運行されます。品質面や安全面などタクシーとどのように違うのか、実際に体験してみたいと思います。
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