豊洲千客万来の最寄り駅や最寄りバス停は?東京駅からバス・電車・東京BRT・タクシー移動のアクセス比較

豊洲千客万来は2024年2月豊洲市場の近くに誕生した新しい複合施設です。施設内には約200店舗が集まるショッピングエリア、24時間営業の日帰り温泉、宿泊施設が入ってます。俳優の中村獅童さんがアンバサダーに就任し、国内外から観光客を誘致するためのプロモーションを展開しています。

この記事では、豊洲千客万来の最寄り駅や最寄りバス停をご紹介するとともに、東京駅からバス・電車・東京BRT・タクシーを利用した時のそれぞれの移動時間や料金を比較し、最も便利なアクセス方法をご紹介します。また、2024年4月以降本格的にライドシェア(相乗りタクシー)が日本に普及した時の料金予想をご紹介いたします。※日本型ライドシェア料金はタクシー同様とします。

東京駅について

歴史的建築として、東京駅は1914年に開業し、100年以上の歴史を誇ります。丸の内側の赤レンガ造りの丸の内口駅舎は、辰野金吾氏らが設計しました。1945年の太平洋戦争時の東京大空襲で一度大半が失われましたが、その後修復が行われ、2003年には国の重要文化財に指定されました。

東京駅周辺の観光スポットは皇居が有名です。駅内にも「東京ステーションギャラリー」や「動輪の広場」など、見どころがたくさんあります。

ショッピングやグルメに関しては、「東京駅一番街」や「グランスタ」などの複合施設を利用すると便利です。また、「東京キャラクターストリート」、「東京ラーメンストリート」、「東京おかしランド」などは、有名な店舗やキャラクター、商品に出会う機会が充実しており、訪れる価値があります。

豊洲千客万来について

提供:豊洲千客万来

豊洲千客万来は2024年2月豊洲市場の近くに誕生した新しい複合施設です。所在地は東京都江東区豊洲6丁目5-1です。[地図]

ゆりかもめの市場前が最寄駅となります。最寄りバス停は新豊洲駅前です。

1階〜3階までにショッピングや飲食ができる店舗が多く並んでいます。ショッピングは物産展や刃物屋、お土産屋など豊洲観光の記念になるような買い物ができます。飲食店は、豊洲市場に隣接しているだけあって非常に豊富です。基本的に日本食が中心で、寿司屋などの海鮮を楽しむことができる飲食店を筆頭に、蕎麦屋、ラーメン屋、焼肉屋などがあります。銀だこなどのチェーン店も入ってます。また、カフェやスイーツ、和菓子屋なども多いので老若男女楽しめることができます。

また、箱根・湯河原温泉の万葉倶楽部が入っており、日帰り温泉や宿泊施設があります。地下1階が万葉倶楽部専用の駐車場、2階〜7階が温泉・宿泊施設となっています。参考までに2024年5月時点の日帰り温泉料金は次のとおりです。[詳細]

対象マル得セット入館料深夜料金
大人(中学生以上)3,850円3,000円
子ども(小学生)2,000円1,500円
幼児(3才~未就学児)1,400円1,500円
3才未満無料無料

※マル得セット入館料は入浴料・浴衣・バスタオル・タオル・館内利用料金のセット割引料金です。※大人お一人様入湯税別途150円が必要になります(12歳未満非課税)※館 内各施設をご利用には、マル得セット入館料が必要となります。

8階には無料開放の「千客万来足湯庭園」があります。隣接している豊洲市場を楽しんでから千客万来の足湯で一休み、といった使い方もできそうです。

<関連記事>

東京駅から豊洲千客万来までのおすすめ移動手段・時間・料金相場

ここからは東京駅から豊洲千客万来までのおすすめ移動手段とそれぞれの想定到着時間・料金相場についてご紹介いたします。※料金は都度運営側で改定が入る可能性があります。参考情報として詳細は各交通機関のウェブサイトをご確認ください。

電車

電車を利用する場合、地下鉄有楽町線とモノレールと徒歩で豊洲千客万来へ行くことができます。まず、徒歩で東京駅から地下鉄有楽町線のホームまで移動します。そして、地下鉄有楽町線の新木場行きに乗り有楽町駅〜豊洲駅に行きます。次に豊洲駅からモノレールゆりかもめの有明行きに乗り、豊洲駅〜市場前駅に行きます。市場前駅から徒歩5分ほどで豊洲千客万来に到着します。全体の移動時間は約30分、料金は370円です。

この移動手段の場合、移動料金が安いことがメリットです。ただし徒歩での移動時間が多いため、万葉倶楽部に宿泊予定で荷物が多い場合は負担が大きいというデメリットもあります。

バス

バスで行く場合は、東京駅丸の内南口から新豊洲駅前の停留所まで移動します。新豊洲駅前から徒歩10分ほどで豊洲千客万来に到着します。全体の移動時間は約30分、料金は420円です。

この移動手段の場合、JRと比べ徒歩での移動時間が短いというのがメリットです。一方で、JRよりも移動料金が若干割高になるデメリットもあります。

東京BRT

東京の臨海地域における交通需要の増加に速やかに対応し、地域の発展を支える新しい公共交通機関として、都心と臨海地域とを結ぶバス高速輸送システムBRT(Bus Rapid Transit)の運行が行われています。東京オリンピックに合わせて運行が開始され、オリンピック終了後も新たな移動手段として継続運行されています。

東京BRTで行く場合は、東京駅から新橋駅までJRで移動します(移動5分、料金150円)。新橋駅から東京BRTに乗車し豊洲市場前で下車します(移動8分、料金220円)。その後徒歩2分ほどで豊洲千客万来に到着します。スムーズに乗り継ぎできた場合移動時間約25分、料金370円となります。

この移動手段の場合、JRやバスと比べ移動時間が短く徒歩移動も少ないというのがメリットです。一方で、BRTの運行本数が1時間に3本ほどなので、タイミングが悪ければ、BRTの待ち時間が20分ほど発生する可能性があります。BRTの運行時間はこちらをご覧ください。

タクシー

ライドシェアドライバー

東京駅から豊洲千客万来まで、タクシーで約2,500円です。4人で利用した場合は1人625円程度で行くことができます。交通状況にもよりますが、15分程度で豊洲千客万来に到着します。他の移動手段よりも割高にはなりますが、乗り換えや徒歩移動がなくスムーズに目的地へ到着するのがメリットです。

本格的なライドシェアが始まった場合の料金予想

世界のライドシェアサービスでは、需要期に合わせたダイナミックプライシングが採用されている場合もあります。日本のライドシェアがどのような料金体系になるか不透明ですが、一般的にタクシー・ハイヤーよりも2~3割安くなると言われています。この場合、東京駅から豊洲千客万来までのタクシー料金が2,500円の場合、約2,000円になることが予想されます。

ライドシェアの利用料金に関して気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

<関連記事>

ライドシェアとは

ライドシェアは自動車のシェアリング方法の1つです。ライドシェアは文字通り、Ride(乗る)をShare(共有)することを意味します。いわば「相乗り」と同じ意味です。一般的に「相乗り」というと、タクシーを利用する際に行き先が近い客同士がタクシーをシェアすることを思い浮かべると思いますが、最近流行りのライドシェアは、タクシーだけではなく一般の個人ドライバーとドライブをシェアすることも指します。

ライドシェアは、より多くの人が1台の車両を使って移動することで、燃料費、高速料金、運転のストレスなど、人々の移動コストを削減します。相乗りは、移動を共有することで大気汚染、二酸化炭素排出量、道路の渋滞、駐車スペースの必要性が軽減されるため、より環境に優しくなる側面もあります。

<関連記事>

日本型ライドシェアが2024年4月より運行開始

2023年12⽉20⽇に第3回デジタル⾏財政改⾰会議が実施されました。交通分野の成果の一つに、タクシー・ドライバーの確保のための規制緩和、地域の⾃家⽤⾞・ドライバー活⽤によるライドシェア(タクシー事業者の運⾏管理下での新たな仕組みの創設)、⾃家⽤有償旅客運送制度の改善、タクシー事業者以外の者が⾏うライドシェア事業に係る法律制度についての方針が決まりました。

対策方針

  • タクシー・ドライバー確保のための規制緩和(二種免許有無の緩和、地理試験の廃⽌など)
  • 供給を補うため地域の⾃家⽤⾞や⼀般ドライバーを活かしたライドシェアサービスを2024年4⽉から開始予定。タクシー事業者の運⾏管理の下で仕組化
  • ⾃家⽤有償旅客運送制度を2023年内から改善
  • タクシー事業者以外の者がライドシェア事業を⾏うことを位置付ける法律制度について、2024年6⽉に向けて議論
  • 供給量増加に向けて、自動運転技術の活用を検討。⾃動運転レベル4の社会実装・事業化に必要な初期投資⽀援の予算措置を開始
  • ⾃動⾛⾏⾞両のルールの在り⽅を検討する場を2023年12⽉に設置
  • ⾃動運転の⾛⾏に係る審査に必要な⼿続きの透明性・公平性の確保策を検討するための関係省庁の枠組みを構築

なお、2024年4月8日より東京都で日本型ライドシェアの運行が開始されています。

東京都の日本型ライドシェアに関する情報は以下の関連記事にまとめておりますのでご覧ください。

<関連記事>

まとめ

豊洲千客万来の最寄り駅や最寄りバス停をご紹介するとともに、東京駅からバス・電車・東京BRT・タクシーを利用した時のそれぞれの移動時間や料金を比較しました。各移動手段の情報をまとめると以下の表となります。目的に合わせて適切な移動手段を利用することをお勧めします。※料金やダイヤなど変更になる場合があるので参考値としてください。

移動手段移動時間目安料金目安メリットデメリット
電車+徒歩約30分370円料金が安い徒歩移動がある
バス+徒歩約30分420円電車より料金高く移動時間かかる
電車+東京BRT約25分370円料金が安い、徒歩移動が少ないBRTの運行本数が少ない
タクシー15分2500円移動がスムーズ料金が割高
ライドシェア15分2000円移動がスムーズ、タクシーより割安料金が割高

おすすめのアクセスは、荷物がない場合は電車(スムーズに乗り換えできそうであれば東京BRT)の利用、荷物がある場合かつ複数人数で移動する場合はタクシー(またはライドシェア)を利用するとよさそうです。東京駅から豊洲千客万来までの移動手段の参考になれば幸いです。

<関連記事>

最後まで読んでいただきありがとうございました。他の記事もぜひご覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました