横浜市や川崎市など神奈川県で日本型ライドシェア利用開始!料金や予約方法を紹介

観光需要が増えてきた昨今、タクシー等を活用したラストワンマイルのニーズが高まり供給不足に陥っているというニュースを見かけることが多くなりました。国内外から訪れた人をスムーズに目的地に誘導できなければ観光産業の機会損失につながります。

この問題には国も積極的な動きを見せて解決を試みています。その中で出てきた解決策の一つがライドシェアです。

本記事では、神奈川県のライドシェアサービスについてのご紹介と、日本型ライドシェアの利用料金や予約方法についてお伝えします。

  1. 神奈川県について
    1. 神奈川県の市町村
    2. 神奈川県のご当地グルメ
      1. 家系ラーメン
      2. しらす丼
      3. かわさき餃子
  2. ライドシェアとは
  3. 日本型ライドシェアが2024年4月より運行開始
    1. 対策方針
  4. 4月12日から横浜、川崎、横須賀、三浦で日本型ライドシェア開始
    1. 日本型ライドシェアの利用料金について
    2. 日本型ライドシェアの利用状況について
  5. 神奈川県の日本型ライドシェア利用方法
    1. Go
      1. 予約フロー
      2. 安心・安全を保つ仕組みについて
    2. Uber
      1. 予約フロー
      2. 安心・安全を保つ仕組みについて
  6. NearMe(ニアミー)を利用したライドシェア
    1. NearMe Airport:エアポートシャトル
    2. NearMe Limo:エアポート貸切リモ
    3. 神奈川県でNearMeを利用する
  7. 神奈川のライドシェア料金を予想
  8. 日本型ライドシェア以外の取り組みについて
    1. 秦野市:デマンドタクシー
    2. 相模原市:デマンドタクシー
    3. 横浜市:デマンドタクシー「ながなが号」 ※実証実験終了
    4. 三浦市のライドシェア「かなライド@みうら」が4月17日からスタート
  9. 神奈川県ライドシェアの今後の見通し
    1. インバウンドの観光ニーズに合わせた移動手段
  10. 神奈川エリアの日本型ライドシェアドライバー募集について
    1. Go
    2. 平和交通
  11. 神奈川の日本型ライドシェアドライバーは儲かるのか
    1. ライドシェアドライバーになるために
  12. 神奈川県で利用できるタクシー配車アプリ
    1. Uber Taxi(ウーバータクシー)
    2. Go
  13. まとめ

神奈川県について

神奈川県は、日本の関東地方に位置します。県庁所在地は横浜市で人口は約920万人です。シュウマイが全国的に有名です。

神奈川県は羽田空港からアクセスしやすく、羽田空港から比較的近距離で観光スポットを巡ることができます。定番の横浜中華街や箱根を始め、鎌倉の鶴岡八幡宮や、最近はスラムダンクで有名になった鎌倉高校前踏切など老若男女に人気のスポットが神奈川県には多数あります。

まずは、どの観光スポットを巡りたいのか。そしてその交通手段をどうするのかを予め計画することをお勧めします。

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神奈川県の市町村

神奈川県には33の市町村があります。そのうち市は19(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市)あります。

神奈川県のご当地グルメ

神奈川県は美味しいご当地グルメがあります。以下におすすめの品を紹介します。

家系ラーメン

家系ラーメン」とは、神奈川県横浜市発祥のラーメンで、主に濃厚な豚骨醤油ベースのスープとストレート麺が特徴です。濃いめの味付けのラーメンが多く、一度食べ始めたら箸が止まりません。

しらす丼

出典:農林水産省Webサイト

しらす丼には生しらすを使ったものと釜揚げしたしらすを使ったものと二種類あります。どちらが良いかは好みが分かれますが、鮮度の良いしらすを味わうことができるのはどちらも同じです。

かわさき餃子

餃子に合う専用の味噌だれで食べるのが特徴です。味噌だれ、酢、ラー油を組み合わせてタレを作って食します。

ライドシェアとは

ライドシェアは自動車のシェアリング方法の1つです。ライドシェアは文字通り、Ride(乗る)をShare(共有)することを意味します。いわば「相乗り」と同じ意味です。一般的に「相乗り」というと、タクシーを利用する際に行き先が近い客同士がタクシーをシェアすることを思い浮かべると思いますが、最近流行りのライドシェアは、タクシーだけではなく一般の個人ドライバーとドライブをシェアすることも指します。

ライドシェアは、より多くの人が1台の車両を使って移動することで、燃料費、高速料金、運転のストレスなど、人々の移動コストを削減します。相乗りは、移動を共有することで大気汚染、二酸化炭素排出量、道路の渋滞、駐車スペースの必要性が軽減されるため、より環境に優しくなる側面もあります。

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日本型ライドシェアが2024年4月より運行開始

2023年12⽉20⽇に第3回デジタル⾏財政改⾰会議が実施されました。交通分野の成果の一つに、タクシー・ドライバーの確保のための規制緩和、地域の⾃家⽤⾞・ドライバー活⽤によるライドシェア(タクシー事業者の運⾏管理下での新たな仕組みの創設)、⾃家⽤有償旅客運送制度の改善、タクシー事業者以外の者が⾏うライドシェア事業に係る法律制度についての方針が決まりました。

対策方針

  • タクシー・ドライバー確保のための規制緩和(二種免許有無の緩和、地理試験の廃⽌など)
  • 供給を補うため地域の⾃家⽤⾞や⼀般ドライバーを活かしたライドシェアサービスを2024年4⽉から開始予定。タクシー事業者の運⾏管理の下で仕組化
  • ⾃家⽤有償旅客運送制度を2023年内から改善
  • タクシー事業者以外の者がライドシェア事業を⾏うことを位置付ける法律制度について、2024年6⽉に向けて議論
  • 供給量増加に向けて、自動運転技術の活用を検討。⾃動運転レベル4の社会実装・事業化に必要な初期投資⽀援の予算措置を開始
  • ⾃動⾛⾏⾞両のルールの在り⽅を検討する場を2023年12⽉に設置
  • ⾃動運転の⾛⾏に係る審査に必要な⼿続きの透明性・公平性の確保策を検討するための関係省庁の枠組みを構築

なお、2024年4月8日より東京都で日本型ライドシェアの運行が開始されています。

4月12日から横浜、川崎、横須賀、三浦で日本型ライドシェア開始

神奈川県では、2024年4月12日から日本型ライドシェアがスタートしました。

2024年3月29日には、国土交通省が各地域のタクシーマッチング率の公開を行いました。神奈川県のタクシーマッチング率についても公開され、金土日の深夜帯と仕事帰宅時間のタイミングでマッチング率の低下が見られております。

この低下している時間帯のタクシー需要を補うために、4月12日から日本型ライドシェアが神奈川県で開始となりました。対象エリアは、横浜市(鶴見区、神奈川区、南区、港南区、保土ケ谷区、旭区、磯子区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区)、川崎市(川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区)、横須賀市、三浦市を予定しています。

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日本型ライドシェアの利用料金について

2024年4月時点で、日本型ライドシェアの利用料金はタクシー料金と同じです。タクシー料金が1000円のルートの場合、日本型ライドシェアの料金も1000円です。これは、現行の日本型ライドシェアの導入目的がタクシー不足を補うためであること、そしてタクシー事業者がライドシェアサービスを運営しているので価格の公平性を保つために、差分が生まれないようにしていると思われます。世界のライドシェアサービスは、タクシー料金の2割程度安く利用できると言われています。今後料金については見直しが入る可能性もあるでしょう。

日本型ライドシェアの利用状況について

2024年5月、国土交通省は自家用車活用事業(日本型ライドシェア)を開始して1ヶ月の利用状況を発表しました。内容については以下の記事にまとめましたのでご覧ください。

神奈川県の日本型ライドシェア利用方法

日本型ライドシェアを利用するためには、タクシー事業と提携している配車アプリから予約する必要があります。ここでは予約可能な配車アプリをご紹介いたします。

Go

まずはアプリのダウンロードと会員登録が必要です。以下画像からアプリダウンロード画面に遷移します。現在、乗るたび500円クーポンがもらえる、「GOする!キャンペーン」の実施期間中です。初めて「GO」アプリにご登録、かつ対象エリアで利用すると、3ヶ月連続で乗車するたびに500円クーポンを月間3回まで受け取ることができます。クーポン利用には条件がありますので、詳細はキャンペーンクーポンご利用条件をご確認ください。

予約フロー

ライドシェア車両は、タクシーが呼びにくい曜日・時間帯のみでマッチングする仕組みとなります。4/8に日本型ライドシェア利用可能エリアでGoアプリを利用したところ以下のように「ライドシェアドライバー稼働中」の表示が出ました。

「タクシー・ライドシェア」を選択し、マッチングした場合は、運賃が予め確定した状態で指定場所・時間で乗ることができます。4月8日時点では、タクシーとライドシェア車両の選択はできないようでした。気になる方はぜひ一度使って見てください。

安心・安全を保つ仕組みについて

まずはドライバー評価確認機能です。日本型ライドシェア車両への手配の際、当該車両のライドシェアドライバーに対する評価が表示される仕組みになるため、乗車前に確認することができます。乗車後にはドライバーに対する評価をつける画面がアプリに表示されます。乗車体験を利用者全員で評価していくことで、ライドシェアの品質を向上させることができます。

次に乗車中の通報機能です。乗車中、アプリ画面にて警察およびタクシー営業所への通報ボタンが表示されます。万が一身の危険を感じるような事象に遭遇した場合は即座にこの機能を利用しましょう。※画面は開発中のため、実際の仕様とは異なる場合があります。

参照:PR TIMES

Uber

4月上旬より日本型ライドシェアのサービス提供を国土交通省が定めた東京、神奈川、愛知、京都のエリアで開始すると発表しました。そして4月8日に、東京エリアでライドシェアサービスが開始しました。早速アプリを利用してみると、日本型ライドシェアの車両は「自家用タクシー」と表示されました。ライドシェア料金は、Uberの初回利用クーポン50%OFF適用外のため、Uber初回利用の方はタクシー利用の方がお得になる場合があります。

Uber 日本型ライドシェア利用

予約フロー

実際に日本型ライドシェアの利用を試みました。予約の前に、「自家用タクシー」の注意事項を確認しました。利用ができない条件や、キャンセル料金について記載されているので、あらかじめ確認しておくことをお勧めします。

Uber ライドシェア注意事項

実際に予約を行います。移動場所を確定したら事前決済に進みます。Uberに登録している決済方法で決済を行います。

決済が終わったらライドシェア車両の到着を待ちます。

Uber ライドシェア車両待ち

この日は、ライドシェア車両が到着しませんでした。その場合は、このようなキャンセル画面が表示されます。決済した料金は全額返金されます。

Uber ライドシェアキャンセル

安心・安全を保つ仕組みについて

Uberのアプリでは、Uberがグローバルで展開しているライドシェアサービスの運用知見を踏襲し、乗客およびドライバーの安全確保のため、アプリ上の様々な機能を通じて予防と対策を実施しております。

  1. 家族や友人などの信頼できる連絡先を設定し、乗車状況をリアルタイムで共有する機能
  2. 利用中に不自然な停車やルート変更を検知し、Uberから乗客に安全確認メッセージを送信する機能
  3. ドライバーおよび乗客を評価する機能
  4. 乗車中に問題が発生した場合、アプリの緊急通報ボタンから警察に通報できる機能

これらの機能を活用して、安心・安全にライドシェアサービスを利用しましょう。

参照:PR TIMES

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NearMe(ニアミー)を利用したライドシェア

NearMeは乗車地から空港へ移動するためのタクシーをライドシェアすることができるサービスです。※政府が推進している「日本型ライドシェア」とは異なります。

NearMe Airport:エアポートシャトル

最大9名まで乗ることができるライドシェア(相乗り)サービスです。乗車地から目的地(空港)までのルートをAIで分析し、利用者をピックアップするルートの最適化を行い、目的地に向かいます。
ドライバーはNearMeが提携している運行事業者が行います。

NearMe Limo:エアポート貸切リモ

最大9名まで乗ることができる貸切ハイヤー・タクシー配車サービスです。NearMe Airportとは異なり、荷物の追加料金は発生しません。乗車48時間前まではキャンセル無料です。ドライバーはNearMeが提携している運行事業者が行います。

神奈川県でNearMeを利用する

羽田空港への行き来にNearMeを利用することができます。サービスはNearMe Airportが利用可能です。対象エリアは川崎市(川崎区、中原区、幸区)です。

参考までに、1週間後に大人2人子供2人で中部国際空港から名古屋駅まで利用する場合の価格がどうなるのか見てみましょう。

料金は6480円となりました。この料金には早割(7日前予約)が適用された金額です。大人2人子供2人を単純に4人で移動したと考えると、一人当たりシェア乗りが1500円程度で目的地にたどり着くことができそうです。なお、手配した車両にライドシェアする人が他にもいる場合は、シェア乗りの価格がもう少し安くなります。

気になる方はこちらからアプリをダウンロードしてみてください。[Sponsored]

神奈川のライドシェア料金を予想

今後タクシー事業者ではなく一般企業が運用するライドシェアが登場することを見据えて、勝手に料金相場を予想してみました。興味があればこちらの記事もお楽しみください。

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日本型ライドシェア以外の取り組みについて

日本型ライドシェアが導入される以前から、神奈川県でもデマンドタクシー(予約相乗りタクシー)などの取り組みを行っている地域があるのでいくつかご紹介したいと思います。

秦野市:デマンドタクシー

神奈川県の西に位置する秦野市は、交通空白地域の対応や不採算路線バスの対策としてデマンドタクシーが運行されています。いわゆるバスの仕組みを踏襲したサービスとなっており、利用するためには事前予約が必要です。指定された乗降地点の移動をセダン型4人乗りの車で行うことができます。利用する時間帯も決められているので、詳細は秦野市のホームページをご覧ください。

秦野市には小田急線の駅がいくつかありますが、基本的に車がないと生活が不便なエリアが多い地域です。また人口は減少しているが高齢者人口は増加している地域で、令和2年には高齢者比率が30%を越えました。今回デマンドタクシーの導入を決めた背景の一つとして、高齢化に伴う公共交通機関ドライバー不足の対応も考えられます。

加えて、上地区ではデマンドバス「行け行けぼくらのかみちゃん号」の運行も行われており、秦野市には相乗り文化が根付いていると言えるでしょう。

相模原市:デマンドタクシー

相模原市篠原地区は山間部に位置し、公共交通機関での移動がない状態で地域住民の移動手段に課題がありました。その課題を解決する手段としてデマンドタクシーの運行が開始されています。事前に乗車予約を行い、指定の乗降場所で利用することができます。詳細は相模原市のホームページをご覧ください。

相模原市の取り組みは、3年間実証実験を行い、地域住民に必要な手段と判定された結果、2022年から本格運用に至っています。大きな成果と言えるでしょう。

横浜市:デマンドタクシー「ながなが号」 ※実証実験終了

横浜市港南区永野永谷地区にて、駅から家までの帰宅を支援する目的でデマンドタクシーの実証実験が行われました。最寄りの上永谷駅までの移動は、路線バスのように指定の乗降場所で乗車することができ、上永谷駅から自宅付近までの移動は複数の停車エリアから指定することができます。

帰宅支援ということで、仕事帰りの帰宅支援かと思いきや、利用時間が16:30までなので、どのような利用者を狙った取り組みなのかは想像することができませんでした。なお、本取り組みは2024年3月に終了しております。どのような結果となったのか興味深いです。

ちなみに、同エリアは日本型ライドシェアの対象エリアになります。価格面ではデマンドタクシーの方が割安ですが、ラストワンマイルの移動手段としてライドシェアは引き続き利用することができます。

三浦市のライドシェア「かなライド@みうら」が4月17日からスタート

前述した通り、神奈川県には33の市町村があります。そのうち市は19ですので、残り14は町村になります。神奈川県は横浜市や川崎市など都心部に近いエリアは人口が密集したコンクリートジャングルではあるものの、箱根町や三浦市など都心から外れたエリアは自然が豊かな代わりに、交通網は充実しておりません。

前述した三浦市の取り組みはこの課題を先んじて解決する動きとなります。そして4月17日より「かなライド@みうら」がサービス開始となります。課題が解決するかどうか今後が楽しみです。

神奈川県ライドシェアの今後の見通し

2024年4月からスタートする日本型ライドシェアでは、タクシー不足を補う目的で導入されています。よって、通常のタクシー事業の補完をするにとどまっており、以下の議論となっている課題は引き続き残るように思います。

インバウンドの観光ニーズに合わせた移動手段

観光客が訪れるエリアを想像するためには、観光客がどういう旅行プランを立てているかを考える必要があります。宿泊地域と観光地それぞれを分析した上でライドシェアサービスを計画するのが良いのではと考えます。例えば、日本に来日して神奈川県のみを訪れる観光客は少ないことが想定され、全体の旅行プランの一部と考えます。この場合旅行プランと拠点となりやすい宿泊地域を推察しながらライドシェアを設置するのが良さそうです。例えば「スラムダンクの聖地巡礼(鎌倉市)」が考えられます。

このような仮説を軸に観光客の移動ルートをデータ化し分析を進めていくと生産性の高い取り組みが見込めるのではないでしょうか。また、インバウンドを想定すると海外のライドシェアサービスのUXをベースに考える必要があります。(英語対応、事前ルート決定・事前決済など)

不慣れなUXでサービスを提供してしまうと、トラブルが発生する可能性があるため注意が必要です。

神奈川エリアの日本型ライドシェアドライバー募集について

仕事として日本型ライドシェアのドライバーに興味のある方は、サービスを運営しているタクシー事業者の募集要項を確認の上応募する必要があります。神奈川県で募集している事業者をいくつかご紹介します。

Go

タクシー配車サービスのGoはドライバーに特化した転職サービス「Goジョブ」にて「ライドシェアドライバー」の募集を行っています。勤務地に神奈川県が含まれています。

2024年4月から「日本型ライドシェア」が始まるにあたり、タクシー事業者が新しい働き方として「ライドシェアドライバー」の募集を開始しました。普通自動車運転免許を取得して1年以上経過している方であればエントリー可能です。従って二種免許は不要です。予定する運行エリアは、タクシーが不足しているエリアや時間帯を予定しています。車は自家用車を利用することができますが、自家用車がない方もエントリーが可能です。採用後の研修制度もあります。座学研修をはじめ、ドライバーと乗客の安全を担保するための乗務に必要な研修を行います。もし万が一、事故が起きたときを想定してドライブレコーダーを設置します。発生した場合は営業所の運行スタッフがサポートを行います。

Goジョブの最新の情報はこちらをご覧ください。

平和交通

神奈川県を中心にタクシーの運行管理を行っている平和交通では「ライドシェアドライバー」の募集を行っています。簡単に募集要項をお伝えいたします。

まずは免許です。普通自動車第一種運転免許を取得して1年以上経過している方であればエントリー可能です。勤務地は横浜エリアもしくは川崎エリアになります。エリアによって勤務時間帯が変わります。勤務時間は金曜・土曜・日曜は16:00〜20:00、木曜・金曜・土曜が24:00〜27:00から1日3時間〜など工夫して勤務することができます。副業としてライドシェアドライバーを検討されている方は、他企業様との就業を合わせて週40時間としています。時給は1400円+手当となっています。

平和交通ライドシェアドライバー募集の最新情報はこちらをご覧ください。

神奈川の日本型ライドシェアドライバーは儲かるのか

それでは実際に報酬のシミュレーションをしてみましょう。今回は平和交通の募集要項ページに記載している時給1400円を使ってシミュレーションしてみます。勤務時間についても同様に平和交通の情報を用います。

ライドシェアドライバーに従事する場合、週40時間までと労働時間に制限があります。単純計算で40時間×4週間×時給1400円=224,000円+歩合が神奈川エリアの副業ライドシェアドライバー月収の最大値となりそうです。

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ライドシェアドライバーになるために

ここまでご覧いただいて、ライドシェアドライバーに興味を持った方は、まずは企業側に問い合わせすると良いでしょう。「ライドシェアドライバーに興味があるけど、免許持っていない…」という方は、まず普通自動車免許の取得を行いましょう。取得費用と時間効率的には、短期間で取得できる合宿免許がお得ですので、ご検討ください。


神奈川エリアでライドシェアドライバーをフルタイムで働いた場合、2ヶ月程度で免許取得費用の回収が見込めます。

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神奈川県で利用できるタクシー配車アプリ

最後に、神奈川県で利用できるタクシー配車アプリについても抑えておきましょう。

Uber Taxi(ウーバータクシー)

グローバルでライドシェアサービスを展開しているUberでは、日本でUber Taxiのサービスを展開しています。

神奈川県は、川崎市(川崎区・幸区・中原区・高津区・宮前区)と横浜市(西区・中区・神奈川区・南区・鶴見区・港北区・都筑区・青葉区の一部・保土ヶ谷区・栄区・戸塚区の一部・港南区・磯子区)で利用できます。最新の情報はUberにて確認してください。

Go

GO(ゴー)は、約10万台のタクシーをネットワークするGOが2020年9月よりスタートしたタクシーアプリです。現在2,000万ダウンロードを突破しています。

神奈川県は、横浜市、川崎市、相模原市 ※、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市 ※、大和市、伊勢原市 ※、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市 ※、三浦郡葉山町、高座郡寒川町、中郡 ※、足柄上郡、足柄下郡、愛甲郡 ※が対象エリアです。(※一部地域を除く)

現在、乗るたび500円クーポンがもらえる、「GOする!キャンペーン」の実施期間中です。初めて「GO」アプリにご登録、かつ対象エリアで利用すると、3ヶ月連続で乗車するたびに500円クーポンを月間3回まで受け取ることができます。クーポン利用には条件がありますので、詳細はキャンペーンクーポンご利用条件をご確認ください。


まとめ

いかがでしたか?神奈川県では4月12日から日本型ライドシェアが横浜や川崎など一部地域で開始しました。また、4月17日から「かなライド@みうら」が三浦市でサービス開始しました。ライドシェア以外にもデマンドタクシーなど、各自治体が積極的に課題解決に動いている姿勢がうかがえます。

神奈川県全体が、快適な移動の提供を試みている一方で、国と自治体がバラバラにサービスを提供してしまうと一体感が生まれず利用者が混乱する可能性もあります。ベストエフォートを導き出して、顧客ファーストの取り組みになることを期待しています。

隣県の情報は以下の記事にまとめているので、こちらもぜひご覧ください。

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