沖縄アリーナは、スポーツやコンサートなど大きなイベントが開かれる沖縄県のエンターテインメント施設です。また、プロバスケットボールB1リーグ「琉球ゴールデンキングス」のホームコートとしても利用されています。
この記事では、沖縄アリーナの最寄り駅や最寄りバス停をご紹介するとともに、那覇空港からバス・電車・タクシーを利用した時のそれぞれの移動時間や料金を比較し、最も便利なアクセス方法をご紹介します。また、2024年4月以降本格的にライドシェア(相乗りタクシー)が日本に普及した時の料金予想をご紹介いたします。※日本型ライドシェア料金はタクシー同様とします。
那覇空港とは
那覇空港は、沖縄の玄関口です。沖縄本島、県内離島、さらには台湾や韓国など近隣諸外国を空で結ぶ空港です。大型機の離着陸にも対応しています。
那覇空港は、那覇市から西南西に約6kmの位置にあり、那覇市中心部へのアクセスも比較的スムーズです。
沖縄アリーナとは
沖縄アリーナは、スポーツやコンサートなど大きなイベントが開かれる沖縄県のエンターテインメント施設です。また、プロバスケットボールB1リーグ「琉球ゴールデンキングス」のホームコートとしても利用されていますので、県内外からたくさんの来場者が訪れます。観客席数はバスケットボールの試合開催時は最大8,500人、コンサート開催時は最大10,000人とされています。所在地は沖縄県沖縄市山内1丁目16-1です。[地図]
沖縄県で最も栄えている那覇市ではなく、沖縄県沖縄市にあります。そのため、電車・モノレールの最寄駅はありません。都心部と比較すると交通の便が良いとは言えない環境なので、アリーナ周辺には、1400台駐車可能な立体駐車場等をはじめ、占有可能な駐車場が複数配置されています。車で沖縄アリーナへ行く予定の場合は、akippaなどの駐車場予約サービスを利用すると便利です。最寄りのバス停は沖縄南IC、沖縄運動公園前です。
沖縄アリーナでは、地域住民の利用を活性化させるために、ヨガ教室やダンススクールなどの開催も行なっています。施設内には、琉球ゴールデンキングスグッズ、沖縄アリーナグッズ、沖縄名産品のショッピングができる売店があるほか、売店内に併設されているカフェもあります。イベントが開催されていない日も営業しています。そして、家族連れでの来場に向けた設備も充実しています。キッズスペースが2箇所、おむつ替えや授乳室も完備しています。
那覇空港から沖縄アリーナまでのおすすめ移動手段・時間・料金相場
ここからは那覇空港から沖縄アリーナまでのおすすめ移動手段とそれぞれの想定到着時間・料金相場についてご紹介いたします。※料金は都度運営側で改定が入る可能性があります。参考情報として詳細は各交通機関のウェブサイトをご確認ください。
電車・モノレール
前述でお伝えしたとおり、沖縄アリーナは沖縄市にあるため、電車・モノレールの最寄駅がありません。よって、電車・モノレールを使った便利なアクセス方法はありませんでした。
バス
バスを利用する場合は、2通りのルートがあります。
まずは、那覇空港から高速バスを利用するケースです。高速バス111系統もしくは117系統に乗って沖縄南ICで下車します。下車後は徒歩7分程度で沖縄アリーナに到着します。移動時間は50分ほどで、料金は1,060円です。
もう一つは、路線バスを利用するケースです。路線バス113系統に乗って沖縄運動公園前で下車します。下車後は徒歩10分程で沖縄アリーナに到着します。移動時間は70分ほどで、料金は1,060円です。
この移動手段の場合、移動料金が安いことがメリットです。ただし、下車後の徒歩移動が発生するというデメリットもあります。高速バスの座席が確保できるのであればそちらを利用すると良いでしょう。
タクシー
那覇空港から沖縄アリーナまで、タクシーで約5,500円です。4人で利用した場合は1人1,375円程度で行くことができます。交通状況にもよりますが、50分程度で沖縄アリーナに到着します。他の移動手段よりも割高にはなりますが、乗り換えや徒歩移動がなくスムーズに目的地に到着することがメリットです。
本格的なライドシェアが始まった場合の料金予想
世界のライドシェアサービスでは、需要期に合わせたダイナミックプライシングが採用されている場合もあります。日本のライドシェアがどのような料金体系になるか不透明ですが、一般的にタクシー・ハイヤーよりも2~3割安くなると言われています。この場合、那覇空港から沖縄アリーナまでのタクシー料金が5,500円の場合、約4,400円になることが予想されます。
ライドシェアの利用料金に関して気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
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ライドシェアとは
ライドシェアは自動車のシェアリング方法の1つです。ライドシェアは文字通り、Ride(乗る)をShare(共有)することを意味します。いわば「相乗り」と同じ意味です。一般的に「相乗り」というと、タクシーを利用する際に行き先が近い客同士がタクシーをシェアすることを思い浮かべると思いますが、最近流行りのライドシェアは、タクシーだけではなく一般の個人ドライバーとドライブをシェアすることも指します。
ライドシェアは、より多くの人が1台の車両を使って移動することで、燃料費、高速料金、運転のストレスなど、人々の移動コストを削減します。相乗りは、移動を共有することで大気汚染、二酸化炭素排出量、道路の渋滞、駐車スペースの必要性が軽減されるため、より環境に優しくなる側面もあります。
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日本型ライドシェアが2024年4月より運行開始
2023年12⽉20⽇に第3回デジタル⾏財政改⾰会議が実施されました。交通分野の成果の一つに、タクシー・ドライバーの確保のための規制緩和、地域の⾃家⽤⾞・ドライバー活⽤によるライドシェア(タクシー事業者の運⾏管理下での新たな仕組みの創設)、⾃家⽤有償旅客運送制度の改善、タクシー事業者以外の者が⾏うライドシェア事業に係る法律制度についての方針が決まりました。
対策方針
- タクシー・ドライバー確保のための規制緩和(二種免許有無の緩和、地理試験の廃⽌など)
- 供給を補うため地域の⾃家⽤⾞や⼀般ドライバーを活かしたライドシェアサービスを2024年4⽉から開始予定。タクシー事業者の運⾏管理の下で仕組化
- ⾃家⽤有償旅客運送制度を2023年内から改善
- タクシー事業者以外の者がライドシェア事業を⾏うことを位置付ける法律制度について、2024年6⽉に向けて議論
- 供給量増加に向けて、自動運転技術の活用を検討。⾃動運転レベル4の社会実装・事業化に必要な初期投資⽀援の予算措置を開始
- ⾃動⾛⾏⾞両のルールの在り⽅を検討する場を2023年12⽉に設置
- ⾃動運転の⾛⾏に係る審査に必要な⼿続きの透明性・公平性の確保策を検討するための関係省庁の枠組みを構築
なお、2024年4月8日より東京都で日本型ライドシェアの運行が開始されています。
沖縄県の日本型ライドシェアに関する情報は以下の関連記事にまとめておりますのでご覧ください。
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まとめ
今回ご紹介した移動手段をまとめると以下の表となります。目的に合わせて適切な移動手段を利用することをお勧めします。※料金やダイヤなど変更になる場合があるので参考値としてください。
移動手段 | 移動時間目安 | 料金目安 | メリット | デメリット |
電車 | ー | ー | ー | ー |
バス(高速バス) | 約50分 | 1060円 | 料金が安い | 下車後の徒歩移動がある |
バス(路線バス) | 約70分 | 1060円 | 料金が安い | 下車後の徒歩移動がある、高速バスより時間かかる |
タクシー | 約50分 | 約5500円 | 移動がスムーズ | 料金が割高 |
ライドシェア | 約50分 | 約4400円 | 移動がスムーズ、タクシーより割安 | 料金が割高 |
おすすめのアクセスは、バスの利用です。料金も安く移動時間も他の移動手段よりも短縮できる可能性があります。ただし、徒歩移動を極力避けたい、荷物が多い、複数人数で気軽に移動したい、といった際の移動はタクシー(またはライドシェア)を利用するとよさそうです。那覇空港から沖縄アリーナまでの移動手段の参考になれば幸いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。他の記事もぜひご覧ください!
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