ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)は、国際大会など大きなイベントが開かれる愛知県の総合体育館です。地域の体育館と同様に、スポーツ教室やプール、フィットネスジムなど、地域の住民が気軽に利用できる施設も揃っています。また、プロバスケットボールB1リーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームコートとしても利用されています。
この記事では、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の最寄り駅や最寄りバス停をご紹介するとともに、名古屋駅からバス・電車・タクシーを利用した時のそれぞれの移動時間や料金を比較し、最も便利なアクセス方法をご紹介します。また、2024年4月以降本格的にライドシェア(相乗りタクシー)が日本に普及した時の料金予想をご紹介いたします。※日本型ライドシェア料金はタクシー同様とします。
名古屋駅について
名古屋駅は中部地方で最も大きな駅の一つで、たくさんの路線の停車駅になっています。利用できる路線はJR東海、あおなみ線、名古屋市営地下鉄などの路線を使うことができます。
名古屋駅近から直結している地下街は構造がかなり複雑で、地下から線路を跨いだ向こう側へは行くことができません。地下への入り口も多く、自分がどの地下街を歩いているのかわからなくなる時があります。そんな時は一度地上におりましょう。駅を出てから地下に降りることで比較的スムーズに目的地まで移動することができます。地下街からは駅や大型家電量販店、百貨店などに直結することができますし、さまざまなオフィスビルとも繋がっているため、買い物客やビジネスマンで賑わっています。
名古屋駅に関する情報はこちらをご覧ください。
ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)について
ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)は、国際大会など大きなイベントが開かれる愛知県の総合体育館です。プロバスケットボールB1リーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームコートとして利用されていたり、大相撲名古屋場所の会場としても利用されているため、県内外からたくさんの来場者が訪れます。観客席数は最大7,407人とされています。所在地は愛知県名古屋市中区二の丸1-1。[地図]
電車の最寄駅は名古屋城駅です。最寄りのバス停は市役所になります。
地域の体育館同様、スポーツ教室やプール、フィットネスジムなど、地域の住民が気軽に利用できる施設も揃っています。珍しいのが、すもう場(相撲の練習場)やボクシング場(リング)が備わっており、1時間900円で利用することができます。
ドルフィンズアリーナの横には名古屋城があります。また、名古屋市の繁華街「栄エリア」からも近いためイベント前後の観光もスムーズに行うことができます。
名古屋駅からドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)までのおすすめ移動手段・時間・料金相場
ここからは名古屋駅からドルフィンズアリーナまでのおすすめ移動手段とそれぞれの想定到着時間・料金相場についてご紹介いたします。※料金は都度運営側で改定が入る可能性があります。参考情報として詳細は各交通機関のウェブサイトをご確認ください。
電車
電車を利用する場合、地下鉄桜通線と名城線でドルフィンズアリーナへ行くことができます。まず、名古屋駅から桜通線各停徳重行に乗り、名古屋駅〜久屋大通駅に行きます。次に久屋大通駅から名城線各停ナゴヤドーム前矢田止行きに乗り換え、久屋大通駅〜名古屋城駅に行きます。名古屋城駅から徒歩5分ほどでドルフィンズアリーナに到着します。全体の移動時間は約20分、料金は240円です。
この移動手段の場合、移動料金が安いことがメリットです。ただし乗り換えが発生するため荷物が多い場合は移動負担が大きいというデメリットもあります。
バス
バスを利用する場合は、名古屋駅から市役所の停留所に停車する路線を利用するとドルフィンズアリーナへ行くことができます。全部で3路線あり、1つ目は猪高車庫行き(基幹2)、2つ目は大曽根行き(名駅14)、3つ目は市役所行き(名駅14)です。どの路線に乗っても市役所までは15分ほどで、料金は210円です。市役所から徒歩5分ほどでドルフィンズアリーナに到着します。全体の移動時間は約20分ほどです。
この移動手段の場合、移動料金が安いことがメリットです。ただし、下車後の徒歩移動が発生するというデメリットもあります。
タクシー
名古屋駅からドルフィンズアリーナまで、タクシーで約2,120円です。4人で利用した場合は1人530円程度で行くことができます。交通状況にもよりますが、15分程度でドルフィンズアリーナに到着します。他の移動手段よりも割高にはなりますが、乗り換えや徒歩移動がなくスムーズに目的地に到着することがメリットです。
<関連記事>
本格的なライドシェアが始まった場合の料金予想
世界のライドシェアサービスでは、需要期に合わせたダイナミックプライシングが採用されている場合もあります。日本のライドシェアがどのような料金体系になるか不透明ですが、一般的にタクシー・ハイヤーよりも2~3割安くなると言われています。この場合、名古屋駅からドルフィンズアリーナまでのタクシー料金が2,120円の場合、約1,696円になることが予想されます。
ライドシェアの利用料金に関して気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
<関連記事>
ライドシェアとは
ライドシェアは自動車のシェアリング方法の1つです。ライドシェアは文字通り、Ride(乗る)をShare(共有)することを意味します。いわば「相乗り」と同じ意味です。一般的に「相乗り」というと、タクシーを利用する際に行き先が近い客同士がタクシーをシェアすることを思い浮かべると思いますが、最近流行りのライドシェアは、タクシーだけではなく一般の個人ドライバーとドライブをシェアすることも指します。
ライドシェアは、より多くの人が1台の車両を使って移動することで、燃料費、高速料金、運転のストレスなど、人々の移動コストを削減します。相乗りは、移動を共有することで大気汚染、二酸化炭素排出量、道路の渋滞、駐車スペースの必要性が軽減されるため、より環境に優しくなる側面もあります。
<関連記事>
日本型ライドシェアが2024年4月より運行開始
2023年12⽉20⽇に第3回デジタル⾏財政改⾰会議が実施されました。交通分野の成果の一つに、タクシー・ドライバーの確保のための規制緩和、地域の⾃家⽤⾞・ドライバー活⽤によるライドシェア(タクシー事業者の運⾏管理下での新たな仕組みの創設)、⾃家⽤有償旅客運送制度の改善、タクシー事業者以外の者が⾏うライドシェア事業に係る法律制度についての方針が決まりました。
対策方針
- タクシー・ドライバー確保のための規制緩和(二種免許有無の緩和、地理試験の廃⽌など)
- 供給を補うため地域の⾃家⽤⾞や⼀般ドライバーを活かしたライドシェアサービスを2024年4⽉から開始予定。タクシー事業者の運⾏管理の下で仕組化
- ⾃家⽤有償旅客運送制度を2023年内から改善
- タクシー事業者以外の者がライドシェア事業を⾏うことを位置付ける法律制度について、2024年6⽉に向けて議論
- 供給量増加に向けて、自動運転技術の活用を検討。⾃動運転レベル4の社会実装・事業化に必要な初期投資⽀援の予算措置を開始
- ⾃動⾛⾏⾞両のルールの在り⽅を検討する場を2023年12⽉に設置
- ⾃動運転の⾛⾏に係る審査に必要な⼿続きの透明性・公平性の確保策を検討するための関係省庁の枠組みを構築
なお、2024年4月8日より東京都で日本型ライドシェアの運行が開始されています。
愛知県の日本型ライドシェアに関する情報は以下の関連記事にまとめておりますのでご覧ください。
<関連記事>
まとめ
ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の最寄り駅をご紹介するとともに、名古屋駅からバス・電車・タクシーを利用した時のそれぞれの移動時間や料金を比較しました。各移動手段の情報をまとめると以下の表となります。目的に合わせて適切な移動手段を利用することをお勧めします。※料金やダイヤなど変更になる場合があるので参考値としてください。
移動手段 | 移動時間目安 | 料金目安 | メリット | デメリット |
電車 | 約20分 | 240円 | 料金が安い | 乗り換え時の移動負担がある |
バス | 約20分 | 210円 | 料金が安い | 下車後の徒歩移動がある |
タクシー | 約15分 | 約2120円 | 移動がスムーズ | 料金が割高 |
ライドシェア | 約15分 | 約1696円 | 移動がスムーズ、タクシーより割安 | 料金が割高 |
おすすめのアクセスは、バスの利用です。料金も安く移動時間も他の移動手段よりも短縮できる可能性があります。ただし、徒歩移動を極力避けたい、荷物が多い、複数人数で気軽に移動したい、といった際の移動はタクシー(またはライドシェア)を利用するとよさそうです。名古屋駅からドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)までの移動手段の参考になれば幸いです。
<関連記事>
- 名古屋駅からバンテリンドームナゴヤまでの行き方とライドシェア(相乗りタクシー)料金予想
- 千葉駅から千葉ポートアリーナまでのアクセスはバス・モノレール・タクシーでどれがおすすめ?
- 横浜駅から横浜BUNTAIまでのアクセスはバス・電車・タクシーでどれがおすすめ?
- 那覇空港から沖縄アリーナまでのアクセスはバス・電車・タクシーでどれがおすすめ?
最後まで読んでいただきありがとうございました。他の記事もぜひご覧ください!
コメント